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RAREの歴史

この文章ののほとんどはジェットパックリローデットの文章をベースに加筆しています。

ULTMATE - PLAY THE GAME 社 時代

RARE社は元々はUltimate社と言う名前で、
イギリス人のTimとChrisのStamper兄弟によって設立されました。
(Stamper兄弟は2007年に退社しています。)

Ultimate社は1983年にJetPacを発売し、
イギリスで大ヒットしました。

1983年から1986年までの間に様々なソフトを発売していました。
Sabre Wulf(GBAでもリメイクされました)、Atic Atac、Knight Loreなどです。

Ultimate社が開発したソフトは主に
ZX Spectrumで発売されましたが、
コモドール 64やMSXなどにもソフトを配給しました。

しかし発展の名目でUltimate社の社名は売却されてしまい、
1980年にはUltimate社は消えてしまいました。

しかしその後に誕生したのがRAREという開発会社なのでした。

RARE誕生時代
RARE設立後伝説の騎士エルロンドや、バトルトードなどのソフトを開発しました。
その後3D技術を2Dに落とし込む技術を任天堂に買われて、
RAREは任天堂の傘下になりました。

任天堂の下に入った後に開発したスーパードンキーコングシリーズは、
スーパーファミコンとは思えない美麗なグラフィックと、
美しい音楽で当時のプレイヤーを驚かせました。

その後Nintendo 64で発売されたゴールデンアイやディディーコングレーシングなどで
徐々に知名度を広げ、その存在はとても大きな物になっていました。

しかしスターフォックスアドベンチャーを開発した後
開発の遅れを理由に任天堂からマイクロソフトへ売却されてしまいました。

マイクロソフト時代
マイクロソフトの傘下に入ったRAREは、
グーリーズを開発しました。
それと同時に会社のマークがちょっとだけ変わって、
後ろの青いプレートみたいなのが無くなりました。

この時にパーフェクトダークやゴールデンアイを開発した主要スタッフが
会社をやめて新しい会社を設立しました。

その一つはZoonamiと言う会社です。
この会社は任天堂の傘下で、ゴールデンアイのリードデザイナーの方が
指揮をとっています。

もう一つはFree Radical Designです。
フリーラジカルはタイムスプリッター(PS2/GC/Xbox)や、
Haze(PS3)を開発しました。
しかしその後経営難に陥り、Crytekに買収されました。
そのため現在はCrytek UKに社名変更しています。

マイクロソフトの傘下に入ってからの
XboxやGBAで開発されたRareのゲームは評判があまりよくありませんでしたが、
Xbox360のカメオの評判がよかったことや、あつまれ!ピニャータでは
口コミでおもしろさが広がり、世界100万本を記録しました。

他にも2008年11月に行われたNXEアップデートでは
アバター機能の開発を行いました。

「最近のRAREのゲームは駄目」という声をよく耳にしますが、
今は今で面白いと思います。というより私的には今のレアも十分楽しいです。

参考分献
・ジェットパックリローデットの解説文
・Wikipedia